「ワーママ」と検索すると、グーグルの関連ワードに出てくる「うざい」や「フォロー疲れた」の文字。
育児をやりながら、日々仕事もこなすママにとって、これらの言葉は傷ついてしまいますよね。
とはいえ、こんな風に検索に出てきてしまうということは、一定数は負の感情を持っている同僚や社会人がいるというもの。
立場関係なく誰しも社会人として、気遣いや配慮はするべきではありますが、「ワーママだから」と余計な気を遣いすぎるのは少々違います。
どんな人が「うざい・迷惑」と思われるのか、そう思われないためにはなにを意識するといいのかを知っておくだけでも、気が楽になるはずです。
こんなワーママは「うざい!迷惑!」と思われる
周りへの感謝が見えない
フォローが当然だと思っている
子育ての大変さを語る
今回は、「うざい・迷惑」と思われる行動や、ワーママが仕事をするにあたり、改めて意識しておきたいポイントをまとめました。
仕事も育児も頑張るあなたの参考になれば幸いです。
ワーママが「うざい・迷惑」と思われるのは?
仕事と育児、頑張ってるだけなのに「うざい・迷惑」は傷つくかも…
ママという属性に限らず、会社をはじめ組織に所属している人だれもがともに仕事をする相手に対してさまざまな感情を持っているものです。
そのなかでも、時短やこどもの体調不良を理由に、会社を早退したり休んだりするワーママには注目が集まってしまうもの。
関係値が出来ている間柄であれば、快く送り出してもらえるものですが、こんなワーママは「うざい・迷惑」と思われてしまいます。
こんなワーママは「うざい!迷惑!」と思われる
周りへの感謝が見えない
フォローが当然だと思っている
子育ての大変さを語る
周りへの感謝が見えない
ワーママに限らず社会人として当然のことですが、周囲への感謝を示さないと、共感やサポートを得るのが難しくなるものです。
「当たり前」という感情ばかりが目に入り、感謝の態度が見えないと、サポートする側の気持ちが荒れるのは当然のことですよね。
長い付き合いであればあるほど、言葉というものを発せなくても伝わると思う人もいるかもしれませんが、意識して感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
- 協力してもらったことに対するお礼がない
- 積極的に感謝の言葉を使わない
- 他人の助けを当然と思っている
ワーママ関係なく、助けてもらったら感謝は当然だよね!
フォローが当然だと思っている
フォローを当然と思う態度は、周囲との関係にネガティブな影響を与えます。
育児はどんなトラブルが起こるかわからないもの。
しかし、ほかの人も同様にプライベートには突然のトラブルが起こることがあります。
そんななか「当然」という態度を出していたら、フォローする相手も不公平感を与え、いやな気持ちになってしまいますよね。
自分と他人のバランスを考え、適切な協力のお願いをすることが大切です。
- 仕事のシフトや負担を他人に押し付ける
- 自分の都合を優先し、他人の都合を考慮しない
- 協力を求める際、相手の負担を考慮しない
フォローしてる側にも生活はあるんだよ~!
子育ての大変さを語る
子育ての大変さを頻繁に語ることも、周囲から「うざい・迷惑」と思われる一因です。
もちろん子育ては大変ですが、それを度々口にするのはやめた方がいいでしょう。
誰しもが「子育てをすることが当たり前」と思っているわけではありません。
あなたにとっての日常会話が、相手にとっては不快なものかもしれないというのは、意識するべきことです。
自分の話をする際には、他人の話にも耳を傾け、バランスをとることを意識しましょう。
- 会話の中で常に子育ての話題を持ち出す
- 他人の話よりも自分の子育ての話を優先する
- 子育てのストレスを他人にぶつける
普通に生活するだけでも日々大変!
ワーママのフォローが疲れたと思われないためには?
ワーママのフォローが疲れたと思われないためには、具体的にどのように行動するべきなのでしょうか?
ワーママのフォローが疲れたと思われないためには?
仕事を変わってくれる相手にも生活があることを意識する
効率的に仕事をする方法を考える
仕事に対して責任感を持つ
仕事を変わってくれる相手にも生活があることを意識する
仕事を変わってもらう相手の生活も尊重することは、円滑な職場関係を築くために必要です。
相手が自分のフォローをしてくれることに感謝し、その人の時間やプライベートがあることを意識することにより、働く我々の言動も変わるものです。
関わる中での言動の変化は、フォローをしてくれる相手にも伝わるはずです。
【意識したいポイント】
フォローをお願いする際、相手の都合を確認する
相手のプライベートや休息の時間を尊重する
お願いすることが多い場合は、その分何かでお返しを考える
効率的に仕事をする方法を考える
効率的に仕事をすると、自分自身の仕事量を減らし、他人への負担を軽減することへと繋がります。
時間管理やタスクの優先順位付け、業務の効率化など、さまざまな方法を試してみましょう。
空いた時間の分、新たな仕事にチャレンジをしたり、過去の仕事を見返したりすることができるため、結果として将来の自分のキャリアアップへと繋がりますよ。
【意識したいポイント】
仕事の優先順位をつけ、重要なタスクから手を付ける
時間管理を徹底し、ムダを減らす
他のスタッフと協力して効率的に作業を進める
仕事に対して責任感を持つ
仕事に対して責任感を持つことは、当たり前のことですが、信頼される職場の一員として不可欠です。
自分の仕事に責任を持ち、できる限り自立して業務を進めることで、他人へのフォロー要求を最小限に抑えることができます。
ワーママが「うざい・迷惑」と思われる理由にも書きましたが、「他人事」の考えや行動は、仕事に限らず人としての評判も落としてしまいます。
できない仕事にまで責任を持つ必要はありませんが、自分が出来ると思った仕事に関しては、しっかりと完遂することをおススメします。
【意識したいポイント】
自分の業務は自分で完遂する
タイムリーに報告や連絡を行い、不明点はすぐに解消する
自分のミスや遅延は素早く対応し、他人に影響を及ぼさないようにする
仕事が回らないのはワーママのせい?
仕事が回らない原因をワーママのせいにする場面は、悲しいことに多々見受けられるものです。
ですが、本当に仕事が回らないのはワーママのせいなのでしょうか?
実際には、仕事量の多さ、業務の自動化不足、上司の仕事放棄など、さまざまな要因が考えられます。
それぞれの要因について詳しく見ていきましょう。
仕事量が多すぎる
そもそも、仕事量が多すぎる場合、業務が回らないのは当たり前のこと。
スタッフ一人ひとりの仕事量が多過ぎると、効率的な作業が困難になり、結果的に業務全体の遅延を招くことがあります。
部署間の仕事量の見直しや、タスクの再分配などによって解決の可能性があるため、「仕事量が多すぎる!」と思ったら、仕事が多すぎる原因を見つめてみるのも一つの手です。
- 個々のスタッフが担当するタスクの量が多すぎる
- 締め切りが厳しすぎて、質の高い仕事ができない
- 長時間労働が常態化し、パフォーマンスが低下する
頭でわかっていても、仕事の交換会になるだけの会社が多いんだけどね…日本社会…
効率化や自動化がされていない
業務の自動化が不十分な場合も、効率が悪く仕事が回らない原因になります。
現代の職場では、昔に比べ、多くの業務を自動化することが容易となってきました。
また、自動化ができない仕事だとしても、視点を変えることで効率化を図れる場合があります。
「自分の時間を5分作るにはどうすればいいか?」など、小さな部分から少しずつ効率化するための方法を考えてみるといいでしょう。
- 繰り返し行う作業の自動化がなされていない
- 手作業によるデータ入力が多く、時間がかかる
- 最新の技術やツールが導入されていない
「効率化」「自動化」の最初の一歩、誰か踏み出してくれないかな
上司が仕事を放棄している
上司が責任を果たしていないことも、業務がスムーズに進まない原因の一つです。
仕事量の問題や、自動化・効率化の問題も、本来であれば上司が考えるべきこと。
それらの仕事を上司が対応していない場合、当然ですがうまく回る仕事も回らないものです。
いくらあなたや周りが頑張っていても、それを評価する上司が仕事を放棄していたら意味のないもの。
改善の兆候が見受けられない場合は、転職等を視野に入れるのもいいかもしれません。
- 上司が業務の指示やサポートを怠っている
- チームメンバーへの適切なフィードバックがない
- 上司が責任を取らず、問題を放置する
なんのために高いお金をもらってるのか考えてほしい>上司
まとめ
今回は、「うざい・迷惑」と思われる行動や、ワーママが仕事をするにあたり、改めて意識しておきたいポイントをまとめました。
どれも「ワーママだから」という理由のものはなく、社会人として仕事をするうえで当たり前のことばかり。
普通の感覚で仕事をしていれば問題にはなりません。
余計な気を使いすぎ、疲れて倒れたりしてしまったら、元も子もないもの。
あなたのペースで、周りに感謝の気持ちを持ちながら仕事を続けていきましょう。
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