だれしもがお金に関する不安を抱えてながら生活をしている日本。
ですが、その中でも特にお金に対して不安を感じているのは妊婦さんではないでしょうか?
産後の生活費などの不安はもちろんのこと、妊娠中にお金がどんどん消えていく感覚にストレスを感じる人もいるかもしれませんね。
妊娠中の今も、出産時もお金がない状態だったらどうしよう。
ちゃんと産めるかな…
そんなあなたに向けて、お金がないときに助かる制度についてまとめました。
どうかあなたが安心して、お腹の中の赤ちゃんを産むことができる判断材料になりますように。
妊娠中にもお金が減る?!
昔と比べ、「不景気だ」と感じることが多くなってきた昨今。
だれしもがお金に関する不安を抱えている昨今ですが、妊娠中のこういった場面で「お金がない」「お金が減った」と思ったことはありませんか?
妊娠中にお金がないと不安やストレスを感じる場面
妊娠のための通院や検査でお金がなくなる
つわりで食べれるものが減りお金が減る
不妊治療でお金が減る
専業主婦でお金が減る
妊娠のための通院や検査でお金がなくなる
妊娠中の通院や検査は、健康管理のために避けられないもの。
ですが、妊娠中の通院や検査の費用の多くは、保険適用外のものが多く、自己負担としてお金を支払わなければなりません。
また、切迫早産などに想定外の入院が重なることもあり、結果として「お金がない」と感じてしまうことも多いです。
子供産むんだから自己負担0にしてくれよ政府~~!!
つわりで食べれるものが減りお金が減る
妊婦さんの体になると体調も大きく変化し、つわりが起こったり、食べられるものが限られるもの。
この状態では、特定の食品しか受け付けないことが多く、結果として食費が増加する可能性があります。
体調が悪い時には、便利さや安全性を優先し、我慢をしないことが体のためではありますが、食費の増加によって「お金がない」と思うことは増えてしまうかもしれません。
頼むから妊婦さんはお金を気にせず、食べれるときにご飯を食べてほしい
不妊治療でお金が減る
不妊治療を経て妊娠する場合、高額な治療費がかかることがあります。
治療方法や期間によって異なりますが、一般的には以下のような費用が発生します。
- 人工授精や体外受精の費用
- ホルモン治療や手術に関わる費用
- 不妊治療専門のクリニックでの診察費
不妊治療は長期にわたることもあり、治療費が家計に大きな影響を与えることもあります。
事前に費用について情報を集めずに、不妊治療を行うと、知らず知らずのうちにお金がない環境になってしまうかもしれません。
これも早く自己負担0にしてくれ政府~!
専業主婦になりお金が減る
妊娠を機に、仕事を辞めて専業主婦になる…という選択肢も、昔と比べれば少ないもののまだまだある風潮ですよね。
専業主婦になることで、時間の自由を得ることが出来ますが、反面安定した収入がなくなり、家計の管理がより重要になります。
妊娠前より専業主婦である場合はあまり変わらないかもしれませんが、仕事を辞め専業主婦となった場合妊娠中や出産後の生活費、育児に関わる費用など、先の見通しを立てるのは重要となっていきます。
専業主婦になった場合のライフプランを考えず、仕事をしていた時と同じようにお金を使っていると、だんだんと貯金が減っていき「お金がない」という風になかもしれません。
専業主婦も立派な仕事!!
妊娠中、お金がないときに助かる制度はあるの?
妊娠中にお金に関する不安を抱える人にとって、さまざまな支援制度があることを知っていますか?
次に紹介するのは、特に知っておくと役立つ制度です。
妊娠中、お金がないときに助かる制度
妊婦検査費の助成
出産費貸付制度
出産育児一時金
出産手当金
高額医療費
妊婦検査費の助成
妊婦健診の費用は、健康保険が使えず基本は全額自己負担となります。
ですが、妊婦検査に対して金銭的助成をしている自治体がほとんどです。
妊娠届出を行うと、妊婦健診の一部費用を助成する「受診券」や「補助券」を受け取ることができます。
例えば、一回の受診料当たり5,000円を補助してくれる自治体の場合、補助券を使うことによって、5,000円を超えた費用のみ病院で支払うことになります。
助成額は自治体によって異なり、転入や転出があった場合の手続き方法も変わるので、母子手帳を貰うときに担当窓口の人に詳細を聞くようにしましょう。
また妊婦検診の中で、異常が見つかり治療を行う場合は、健康保険適用となります。
「お金がないから次の検診まで受診は控える」などせず、体の不調があるときは積極的に病院に行くようにしましょう。
出産育児一時金
妊娠4ヶ月(85日)以上で出産した場合、公的医療保険から出産育児一時金50万円が支給されます。
支給方法は、「直接支払制度」や「受取代理制度」のほか、健康保険組合などへ直接請求するかを選ぶことができます。
出産手当金
健康保険に加入している女性が出産のために休業し、給与が受けられないときに支給されるのが出産手当金です。
支給額は1年間の月給日額の約3分の2で、出産前42日(双子以上の場合98日)、出産後56日の期間が対象です。
出産費貸付制度
出産に必要な費用が足りない場合、全国健康保険協会では無利子の貸付制度が利用できます。
返済は出産育児一時金の給付金で行われるため、産後に支払う手間がないのも安心ポイント。
事前に申請することが条件となりますが、出産育児一時金の8割相当額が限度額として借りることができます。
高額医療費
高額医療費とは、自己負担限度額を超えた金額が返還される仕組みです。
健康保険の管轄先や市区町村役所での手続きが必要ではありますが、一定以上の金額になった場合、それ以上の金額を払わなくてよくなります。
ただし、高額医療費が利用できるのは保険適用ができるもののみ利用可能です。
出産費や検診費用は適用外となるため、注意が必要です。
妊娠中にお金がない不安を減らすには
「妊娠中にお金が無くなるかもしれない」という不安を少しでも減らすためにおススメしたいのが、ライフプランを立てることです。
また、自分ではライフプランを立てられない…という人はプロに相談することを考えてみるのも手。
ライフプランをしっかり立てる
ライフプランを立てることは、貯蓄や家計の見直しのモチベーションを高め、経済的な不安を軽減するのに役立ちます。
夫婦で話し合って目的を明確することによって、より具体的に何をすればいいかを判断することができますよ。
- 教育費:子どもの教育にかける費用どうするか?(私立公立、塾にいかせるか?)
- 住まい:引っ越しや住宅購入、老後の暮らし方を含めた住居計画(持ち家、賃貸)
- ライフスタイル:家電、車、旅行など、生活にかける費用とその優先順位
- 老後:双方の働き方や、子供が成人したあとの老後の生活プラン
お金のプロに相談をする
自分たちだけでは解決できない金銭的な問題や疑問があったり、「そもそもライフプランの立て方がわからない」などの場合はプロに任せてしまうのも手です。
プロの知識により、妊娠中にかかるお金の不安はもちろん、その後の人生について必要なお金を知ることができ、より具体的に自分たちの未来について考えることが出来ます。
ファイナンシャルプランナー(FP)への相談はもちろん、保険相談所などでも相談は可能です。
保険相談所の場合であれば、無料でお金の診断をしてくれるところがほとんどのため、気軽な気持ちで相談窓口に行くことをおススメします。
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まとめ
今回はお金がないときに助かる制度についてまとめました。
妊娠中にお金がないということで、余計な不安は抱えたくないですよね。
自分の体調が安定しているときに、ぜひライフプランとお金の見直しをすることをおススメします。
無料の相談会などを利用して、自分の不安を和らげてみてくださいね。
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