妊娠がわかり、出産までのトツキトオカの間、おでかけやレジャーを楽しみたいと考える妊婦さんも多いはず。
その中でも、ディズニーランドやディズニーシーは圧倒的人気のレジャースポットですよね。
アトラクションに乗ったりキャラクターとグリーティングをしたりと楽しめる東京ディズニーリゾートですが、妊娠前と同じ遊び方は体の負担になるためNG!
今回は、東京ディズニーリゾートに通って早30数年、通算3桁以上通ったオタク(=わたし)が、妊婦の時にパークへ来場する際気を付けた5つのことについてまとめます。
妊婦さん必見!気を付けてほしい5つのことはコレ!
ディズニー初心者さんは必見!
筆者(オタク)のスペック
まずはわたしがどの程度のオタクなのか?をご紹介します。
・人生で3桁は舞浜に行っている。20代の途中で数えるのをやめた
・アトラク・グリ・パレを適宜楽しみたい派
・平日休日の平均スタンバイ時間や混雑時期の対処法が頭に入っている
・パークはもちろん舞浜近辺のホテルの値や施設の細かい場所が頭に入っている
→「◎◎ってどこにある?」「××だよ」とすぐ回答可
・オリエンタルランド(運営会社)の公式HPを更新がなくとも2週間に1度は見ている
・海外はアナハイムのみ。ほかも行きたい…!
上には上がいるけど、一般人から見たら重度のオタク
ディズニーオタクの妊婦が気を付けた5つのこと
そんなわたしですが、妊娠5カ月と6カ月の2回、ランドとシーへと遊びに行っています。
妊娠5・6カ月はちょうど安定期に入った時期。その前後は、時期と体調を考え遊びに行くのを控えていました。
パークへ遊びに行く際、気を付けたのはこの5つです。
妊婦のディズニーオタクが気を付けた5つのこと(クリックで詳細まで飛べます!)
一つずつチェックしていきましょう!
その1 妊婦として知っておくべき情報を得る
いくらオタクといえど妊婦は妊婦。
おなかの中で子供を一人育てているわけで、自分ひとりの体のときとは責任も体調ももちろん違います。
普段と同じ遊び方がなかなかできなくなり、周りの人に迷惑をかける可能性もあるのが妊婦さんです。
迷惑をかけない遊び方を熟知はしているつもりですが、万が一のことを考え、以下の3点についてはしっかりと確認してから舞浜へと向かいました。
トイレ・救護室・レストランの場所確認
地図はすべて頭の中に入っているのですが、トイレや救護室の位置について図面で軽くおさらいをしておきました。
オタク以外でディズニーに行かれる方は、トイレ・救護室の場所に加えてフリー入場できるレストランの場所も確認しておくことをおススメします。
万が一救護室まで距離がある場合も、レストランであれば空調の効いた場所で座って給水し、一旦体を休めることができるためです。
予約(=プライオリティ・シーティング/通称PS)アリのレストランでも、混雑状況によっては待ち時間が発生する場合もあるので、休憩場所という面でフリー入場できるレストランの位置は把握しておくと便利でしょう。
持ち物の確認
大前提として、妊婦でディズニーに行くのであれば大きな荷物はなるべく持ってこないようにしましょう。
体に負担をかけすぎるのは、普段の妊婦生活でもNG行為です。
身軽さを最大限重視はしつつも、★マークについては必ず持っていくようにしましょう。
★母子手帳:通常のおでかけ同様に持ち歩き必須
★健康保険証/診察券:同上
・水:水分不足を防ぐ
・生理用ナプキン:破水や出血防止のお守りとして
・ストールなどの羽織:レストランなどの寒暖差対策に
水、ナプキン、ストール類はパークでも購入可能!
近隣病院の確認
妊婦には「絶対大丈夫」は存在しないもの。急激な体調変化の可能性もありますよね。
万が一のことを考え、ディズニーリゾート近辺の病院事情については調べてから向かいました。
また、少しでも「体調が悪い」と感じたらパークにはいかないとももともと決めていました。
パークでの時間は、その日入るゲスト全員にとって一期一会の時間でもあります。
「自分だけ楽しめればいいや」の感覚で行って、万が一が起こってしまったら自分も周りも嫌な気持ちになってしまいます。
ディズニーに限らず、妊娠中は自分の体調を最優先に考え行動するようにしましょう。
その2 チケットの購入時期は、距離や体調によって決める
チケットの購入は早い方がいい!と考える人も多いかと思いますが、妊娠中の場合は都合が急に変わってしまうもの。
特に安定期に入る前と正期産の時期にパークに行く場合は、妊娠期間中でも細心の注意を払っていくべき期間であると考えます。
チケットの購入時期については、体調や自宅とパークへの距離などを考えて検討することをおススメします。
早めに買うメリット
- ホテルやレストランなどの予約ができる
- 細かいスケジュールを立てることができる
- しっかりと準備をすることができる(特に遠方組)
遅めに買うメリット
- 金銭面での失敗が少ない(=体調が悪くなってもチケットを買ってなければ無駄にならない)
- 自分の都合でパークに行ける
その3 移動方法をしっかり考える
事前の準備もできた・チケットも準備した、後はディズニーに行くだけ!となったとき、最後に決めるのがディズニーまでの移動手段かと思います。
移動手段として、電車が一番頭に浮かびやすいかと思いますが、平日の通勤ラッシュ時間や土日のオープン直前の時間などの場合、人混みに酔ってしまい楽しめなくなる…なんてことも。
そんな時におすすめなのが、直通バスでの移動。
- 座っていけること(寝ることも可能)
- 人混みにさらされないこと
- トイレの心配もないこと(トイレ付の場合)
主要駅からディズニーへの直通バスは意外と多いため、一度調べてみることをおススメします。
パークを思い切り楽しむなら、宿泊も視野に入れて
とはいえど、朝イチから動くのもなかなか難しい…と思う人も多いはず。
「余計なお金がかかってしまう!」という人もいるかと思いますが、妊娠期間中の自分へのご褒美としてはもちろん、体力の温存という面では、宿泊も立派な選択肢のひとつ。
産後はなかなか気軽にディズニーにはいけないもの。
出産までの貴重な一回を楽しむために、お金をかけることは悪いことではありません。
で、ランドやシーの話いつするの?
その話は次の項目から!
その4 いろいろなサービスを使い倒す
さて、ここからがディズニーランド・シーに到着してからの話となります。
ディズニーリゾートではさまざまなサービスが展開されています。それらを上手に利用し、パークを楽しむことをおススメします。
合流利用サービスを利用する
合流利用サービスとは、簡単に説明すると「他の人は列に並び、本人は乗り場まで到着までの間、他の場所で待機できる」サービスです。
より詳しく(公式サイトより引用):
対象ゲスト:
列に並ぶことのできない
車イスを利用している方や高齢の方、妊娠中の方、疾病や負傷などにより体の機能が低下している方
ご本人が長時間列に並ぶことが困難な場合、列以外の場所で待機することができます。
(列の途中にあるショーや演出はご覧いただけない場合があります)
ご本人以外のグループの方は列に並んでください。ご本人には乗り場でグループの皆さんと合流できるよう案内します。
症状などにより1人で待つことが難しい場合は、介助者1名も列以外の場所で共に待機することができます。キャストに介助が必要な旨をお申し出ください。
なお、その間にほかの対象施設を利用することはできません。
わたし自身も妊婦の際に利用しました。
合流サービスを利用中、低気圧の変化で待機してから30分ぐらいの時間帯に腹痛になり、トイレに行きたくなってしまったわたし。
待機所からキャストさんに声を掛けて、トイレを済ませることができ、無事夫と合流地点で落ち合うことができました。
それだけのことか?と思うかもしれませんが、普通に並んでいたら、周りのゲストを掻き分けて向かっていたわけで、体調的にも心的にも負担が大きくなっていたと思います。
体調が変わりやすい妊婦さんや、対象となる方は利用する価値のあるサービスだと思います。
ただし、「その時間遊びに行ける」わけではないというのを忘れないよう!
ディズニープレミアムアクセスを使う
ディズニープレミアムアクセス(DPA)は、時間を選択して短い時間でアトラクションを楽しんだり、指定の鑑賞席(エリア)からショーを観ることが出来る有料サービスです。
金額はショーやアトラクションによって異なります。
待ち時間をお金で買うというのに抵抗がある人もいるかもしれませんが、気温や人混みで体調を崩してアトラクションやショーを体験できなかった…となることもあるため、「絶対に楽しみたい!」という場合は、利用必須のサービスです。
ホテルを取ることと同じように、自分の体力を温存するためにもDPAの利用をおススメします。
ロッカーを使って荷物を最小限にする
持っていく荷物は最小限がいいと先ほど説明しましたが、遠方から来た場合や、心配性である場合はなかなか荷物は減らせないもの。
その場合は、入口付近にあるロッカーに荷物を預けるといいでしょう。
舞浜駅にもたくさんのロッカーがあるので、旅行用の荷物は舞浜駅に、すぐ取り出す可能性があるものはパーク内ロッカーに…など工夫するのも◎
また、夕方お土産コーナーが混むため朝いちばんに買い物を済ませ、ほかのいらない荷物と共に預けておくというのもいいですね。
お土産はネットで買う
現地での楽しみとして、カチューシャや被り物を買ってパーク内でつけるという人も多いはず。
カチューシャ以外にもカワイイグッズがたくさんあるディズニーのパーク内。いろいろなものを買いたい気持ちになってしまいますよね。
しかし、妊婦さんの体には、なるべく負担をかけたくないものです。
購入する商品を現地で見て、アプリでオーダーする形で、体に負担をかけない買い物を楽しみましょう。
ただし、現地では買えるものの、アプリでは販売終了となっている商品もあります。
自分の欲しいものがアプリで売っているかしっかりチェックすることは忘れないようにしましょう。
その5 激しく遊ばず、パークの時間を楽しむ
パークに入ると思わずテンションが上がってしまうもの。
時間いっぱい楽しもう!とはしゃぐ気持ちはよくわかりますが、妊娠前と同じように激しく遊ぶのは、体の負担になるため「パークで過ごす時間」に焦点を当てて過ごすようにしました。
例えばパークではこんな遊び方ができます
- youtuberの真似をしてパークフード食べ歩きをやってみる!
- カメラキャストを捕まえて、マタニティフォトを撮る
- ショー待ちをして、童心に返ってみる
youtuberの真似をしてテーマを決めて、パークフードを食べてみる!
youtubeで見る「1万円食べるまで終われません!」のような企画。
1万円は妊婦さんではなくても食べすぎになってしまうので、「3,000円で考える最強のパーク飯!」「お米が入った料理ベスト3を考える」などジャンルや金額を絞ってチャレンジしてみるなんていうのもいいですね。
カメラキャストを捕まえて、マタニティフォトを撮る
パーク内で写真を撮ってくれるキャスト(=カメキャス)さんは、パーク内の至る所にいます。
その人たちに声をかけて、パークのお気に入りの場所でマタニティフォトを撮ってみるというのはいかがでしょうか?
子供が生まれて同じ場所で撮ると、より一層感傷深い気持ちになれますよ。
ショー待ちをして、童心に返ってみる
ディズニーランドやシーに遊びに行く=アトラクションに乗ると考える人も多いかと思いますが、ショーもパークの魅力の一つ!
ディズニーランドのパレードルートやシーの鑑賞エリアに早めに席をとって、ショーを待ってみるのもおススメ。遠くから聞こえるパークの音楽や、あたたかな日差しにあたってぼーっとしているだけでもいい気分転換になりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「今までと同じように遊びたい」と考える人も中にはいるかもしれませんが、妊娠前のあなたと今のあなたの体は全く別物です。
無理な遊び方は一緒に遊びにいく旦那さんや友人の人に迷惑をかけてしまいます。
そしてなにより、妊娠前の貴重な一回を棒に振ることになってしまいます。
ディズニーでの時間に後悔を残さないためにも、課金制度や使えるサービスをしっかり利用して、楽しい一日を過ごしてくださいね。
あなたにとってディズニーランド・シーでの一日が最高の一日になりますように。いってらっしゃい!
お土産話たくさん聞かせてね!
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