子供を授かり、妊婦の体になると「お母さんになる前に、いろいろな場所にお出かけしたい」と思うもの。
そんな時、ディズニーランドやディズニーシーなどのレジャー施設は候補として一番に思い浮かぶ場所ではないでしょうか?
思い切り遊びたい反面、妊婦となった以上、いままで通りランドやシーで遊ぶというのは難しいと考える人も多いはず。
せっかくのディズニーだから楽しみたいけど、
具体的にどう準備するのが正解なの…?
今回21人のディズニーオタクのママにアンケートを行い、「ランドやシーで気を付けたこと」「ランドやシーでの必需品」「妊娠中ディズニーの思い出」について語っていただきました。
ランドやシーで後悔しない一日を過ごすため、ぜひ最後までご覧ください!
アンケート概要
・回答者:ディズニーオタクのママ(23年4月までに出産済み)
・回答人数:21名
・募集方法:みやまりんのtwitterにて告知後、グーグルアンケートフォームにて回答募集
ママ(23年4月までに出産済み)
・回答人数:21名
・募集方法:みやまりんのtwitterにて告知後、グーグルアンケートフォームにて回答募集
回答者のみなさまのディズニー経歴
ディズニーオタクのママたちってどんな人なの?
回答いただく方々に、経歴もお聞きしました!
パークへの来園歴
まずは21名のパークへの来訪歴について。
今回は「ディズニー大好きなママ」という条件のみでアンケート募集を行ったのですが、21名中、半数以上の13名が3桁(100回)以上のパークへの来園歴がありました。
また、16名が年間パスポート保有歴があることがわかりました。
来訪歴が1桁でも2桁でも、年パスなくても愛があればオッケー!
(年パスを買いそびれたままオタクをして早30年の筆者)
回答者のパーク歴
アンケートに回答してくださった方々の具体的なパーク訪問歴もご紹介します。
回答者のパーク歴はこちら!
ここをクリック
共通年パ6年 週1-2イン | 年1〜2回 デビューは0歳 |
海外パーク6分の5制覇 | 10年くらい年パスユーザー |
幼少期から現在(31歳)まで | 年1程度 |
5年 | 13年 |
27年 | 28年 |
7年 | 20年 |
赤ちゃんから通っている | 34年 |
関西在住。10年ほど前から毎年1回は必ずインパ | TDR25周年から毎年年パス購入し15年。週1〜2イン |
幼少期:毎年1回家族旅行で行っていた 大学生:月1で友達、彼氏とインパ 社会人:月4回イン | 幼少期:英才教育の元、年4回 自分の意思で行けるようになってからはもっと行っている。 |
全盛期:週3-4でインパ(正社員フルタイム勤務) コロナ禍:年パス廃止後は月1 妊娠中:妊娠中は3回 | 18歳の時に年間パスポート購入。 コロナにて年パスが使用できなくなるまで毎年更新していた。 |
初ディズニー:10ヶ月でパークデビュー 幼少期:毎年何回も来園 大学生:キャストとしてアルバイト→就職してからコロナ禍になるまで年パス→妊娠前までは月1以上 |
【用語解説】
イン・インパ:「イン パーク」の略語。ランドやシーに入園すること
ディズニーオタクの妊娠中ママたちはどうパークを過ごしたか?
それでは早速アンケート結果を見てみましょう!
妊娠中のパークへの訪問歴について
今回、回答してくださったみなさん全員がパークに遊びに行ったと回答。
さすが回答者のみなさん、ディズニーオタクを名乗るだけのことはあります。
妊娠中のパークでの過ごし方は一緒?
ディズニーランドやシーをわかりきっているディズニーオタクの人でも、遊び方は変えた模様。
妊娠前と同じ遊び方の人も、ショーパレオタで地蔵をしていたため動くということはしていなかったとのことでした。
【用語解説】
ショーパレオタ:
ショーやパレードのファン。そのほかダンオタ(ダンサーのファン)、パークオタ(空気吸えればOK)などもある
地蔵:
ショーやパレードを待つため、パレードルートなど同じ場所に、長時間待機すること
妊娠中のディズニーオタクはランド・シーに行く前に何を気を付けたのか?
楽しい一日を過ごすためには、やはり事前の準備は必須。
パークへ向かう前の準備をしっかりと済ましてこそ、より楽しい時間を過ごすことができます。
ディズニーオタクのみなさんは、ランドやシーに向かう前にどのような準備をしていったのでしょうか?
難しい準備だったらどうしよう…
普段のお出かけをちょっと応用する感じだよ!
妊娠中のディズニーランドやシーを楽しむために、先輩ママはこんな準備をしていました!
・移動方法や宿泊について考慮する
・荷物については最小限・軽くする
・レストランについては予約をしていく
ディズニーランド・シーに行くまでの移動方法や宿泊について考慮する
公共交通機関は使わず車で来園をしたよ!
行き帰りの体力温存のために、自家用車はマスト!
事前準備に関して気を付けておくべきこととして一番挙げられたのは、ランドやシーへの移動に対する意見でした。
バスや電車などの公共交通機関は便利なものの、向かうまでの混み具合で体調が崩れてしまう心配もあります。
可能であれば自家用車でのランドやシーへ行くのがいいでしょう。
また、思い切りパークを楽しみたい場合は、まわりのホテルに宿泊予約をしておくのがベスト。
前泊をして体力を温存するもよし、楽しんだ当日を残しながらホテルに宿泊をするのもいいですね。
「あまりお金をかけたくない」という気持ちもわかりますが、産後はなかなかディズニーリゾートへはいけないものです。
「体調が悪くて思ったように過ごせなかった…」とならないように、しっかりと移動方法や宿泊については考えるようにしましょう。
ディズニーリゾート周辺のホテルレポについてはこちらをチェック!
ディズニーランド・シーに持っていく荷物について
重い荷物を持たないようにした。荷物は最小限
一眼レフは封印!どうしてもの場合は軽いレンズだけ持参
動きやすいようにぺったんこの靴で移動した
普段のお出かけでも、妊婦さんに重い荷物はNG。
ディズニーランドやシーへの荷物は自然と多くなってしまうかもしれませんが、「これだけは!」というもののみ持っていくようにしましょう。
事前のレストラン予約について
必ずレストランは予約していった
コロナ予防はもちろん、休息をしっかりととるためにも
レストランの予約は必須!
東京ディズニーリゾートでは、一部のレストランを事前に予約するサービス・プライオリティ・シーティング(通称:PS)があります。
予約なしで利用できるレストランももちろんありますが、レストランに入るために体力を削ってしまうのは元も子もありません。
来場日の1か月前から予約をとることが出来るので、妊婦さんは予約をしておくことをおススメします。
妊娠中、ディズニーランド・シーについてから気を付けたこと
事前準備もばっちり!思い切り遊ぶぞ!
ストップストップ!
事前準備をしっかりと行い、到着したディズニーランド・シー。
舞浜の地に降り立った瞬間から、ついテンションがあがってしまうものですが、慣れたオタクのみなさんでも、当日の遊び方には工夫を凝らしたようです。
妊娠中でも楽しむために!パークについてから気を付けたこと
・休憩をこまめにとる
・口に入れる食事に気を付ける
・過ごし方を変える
休憩の頻度について
疲れを感じる前に休む!
疲れたらすぐ休憩。水分補給
立って並びましたが、疲れたらすぐに休憩しました
休めるようにミラコスタ宿泊し途中で休憩したし、
夜も早めにホテルへ向かった
今回のアンケートの中で、どの問いに対しても必ず「休憩をする」という回答が上げられました。
妊婦さんになると、体力は時間経過とともにどんどん削がれていきます。
ディズニーランドやシーの中にあるベンチやレストランを積極的に利用し、しっかりと椅子に座って休憩する時間をとるようにしましょう。
またこまめに水分補給をすることも忘れずに。
食事について
ビュッフェだと意外に見た目だけでは、
生ものか分からなかったのでキャストさんに確認しました
パーク内の食事が脂っこくて気持ち悪く感じたので、
食事する時はディズニーホテルで食べていた
食事についても同様に気を付けたいものです。
ランドやシーには見栄えや味のいい食べ物が多いですが、妊婦さんの口に合わないものや、生ものなども利用されることもあります。
少しでも心配なことがある場合、パークフードを販売しているキャストさんにしっかりと確認を取ってから、購入をするようにしましょう。
レストランであれば、アレルギー記載もされているため、そちらもチェックすることをお忘れなく。
パークの過ごし方について
こちらはどの意見も大切だったため、項目別にご紹介していきたいと思います。
まずは、アトラクションについてチェックしてみましょう。
1:アトラクションについて
・揺れが不安のため、ライド系には乗らない
・妊婦OKなアトラクションを調べる
→妊婦NGのアトラクションには乗れないので事前に調べ、同行者と認識を合わせておく
・アトラクション以外の楽しみ方を事前に検討しておく
・体力を使わないものだけ楽しむ
・待ち時間が長いものには並ばない
・パークにいるだけで幸せなので、乗り物には乗らず過ごす
・危険回避のためアトラクションには乗らない
ディズニーランドやシーの目玉=アトラクションと考える人も多いかと思いますが、ジェットコースター系のアトラクションは妊婦さんになると乗れなくなります。
一緒に行く相手と、どのように一日を過ごすか先に考える時間を取っておくことで、パークでの一日がより密度の濃いものになりますよ。
コミュニケーションはやっぱり大事だよね!
2:ショーやパレードについて
ランドやシーにはアトラクション以外にも、キャラクターと触れ合えるショーやグリーティングもあります。
そんなショーやパレードについてオタクママたちは何を気を付けたのでしょうか?
・携帯用椅子が辛かったので椅子に乗せる分厚めのクッションを持っていく
・ショー待ちはこまめに姿勢を変える
・床座りは姿勢が辛く、負担も気になるので座るときは必ずベンチに座る
いい場所で見る場合は、ショーが始まる時間より前に場所取りをする必要があります。
ディズニーシーではハーバーショーが、ディズニーランドでは数年ぶりにキャッスルショーの「Reach for the Stars」もはじまります。
長時間待つ場合は、体に負担がないようにクッションを持っていくなど工夫をするようにしましょう。
また、長時間待たずにいい席で見たい!という場合は、ディズニープレミアアクセスを使うのも手です。
3:そのほか気を付けたこと
アトラクション・ショーやパレード以外に気を付けたことについては以下の通りです。
・疲労を避けるため、早めに帰る。もしくは宿泊をして体力温存をする
・長時間パークに滞在しない
・並ぶだけで体力が削られるため、「これだけは楽しみたい!」を絞り、体力のあるうちに優先的に回る
・お腹に他のゲストがぶつからないようにした
・転倒を避けるため、混雑しているところは避ける
・水分補給となるべく日陰で過ごす
・無理はしない。のんびりすることを忘れない
妊婦さんが日常生活において気を付けることと重複していますね。
「いつも通り気を付ければいいのね」と思う人もいるかもしれませんが、ランドやシーはたくさんのゲストで混雑していることがほとんどです。
知らず知らずのうちに気力や体力を削られてしまう…ということもままあるので、早め早めに休憩をとり、無理をしないようにしましょう。
楽しい気持ちを優先しすぎて体調不良にならないようにね!
ディズニーオタクが選ぶ妊婦さんの必需品は?
ランドやシーを楽しむために、ディズニーオタクのみなさんが
妊婦さんとして何を持って行ったか教えて!
もちろん!意外なものもあるかも?
21人が選んだのは必需品はこれだ!(複数回答)
商品 | 理由 |
---|---|
ポータブルクッション(5名) | ショーパレ待ちで、床に直で座るのは妊婦にはNG |
飴・ミンティア・ガム(4名) | 口の中のリフレッシュに必要(よだれつわり対策) |
ミニファン(3名) | 夏場や気温が高い日の暑さ対策に |
ブランケット(2名) | 冬場や気温が低い日の寒さ対策に |
骨盤ベルト(2名) | たくさん歩き立つため、正しくつけると疲労軽減に |
折りたたみの椅子(2名) | 妊娠により屈むことが難しくなるため、椅子があると楽 |
スニーカー(1名) | 足に負担をかけないため |
体温調整できる服(1名) | パーク内の気温の変化に対応できるように |
キャラクターのぬいぐるみ(1名) | 妊娠中と産後に写真を撮るキーアイテムとして |
日傘(1名) | 体力を消耗しすぎないように、シミ対策 |
水分(3名) | 水分補給 |
母子手帳(3名) | 妊婦の必需品 |
普段のお出かけでも必須アイテムである「母子手帳」や「水分」のほか、体に負担をかけない「ポータブルクッション」「折り畳みの椅子」「骨盤ベルト」「スニーカー」などのアイテムがアンケートの上位を占めました。
また、気温による体調変化を防ぐために「ブランケット」や「ミニファン」、「体温調節できる服」「日傘」なども必需品として挙げられています。
キャラクターのぬいぐるみや、二人の思い出の品などを持ってパークで写真を撮影し、産後に赤ちゃんと一緒に3人で思い出の品と撮るなどすると感慨深い写真を残すことが出来そうですね。
パークでの思い出
最後に、妊娠中にパークに行ったからこそ得た楽しい思い出について語ってもらいました!
オタク用語はクリックすると詳細がわかるようになってるよ!
アンケートで一番多かったのは、キャラクターとの交流についてでした。
自分の推しのキャラクターに直接応援してもらえることによって、出産への意欲が高まりますね。
また、産後にわが子とキャラクターを出会わせたときの感動はひとしおでしょう。
わたしはラフィキ(ライオンキングのキャラクター)に
疑似胴上げしてもらったよ
・キャストさんに出産応援してもらった
・キャストさんに声をかけてもらったこと
・キャストさんが写真撮ってくれるやつをマタニティフォトとしました。
キャストさん(=ディズニーで働く人)との思い出も、キャラクターとの思い出の次にあげられました。
キャラクターとの触れ合いはもちろん、キャストさんとの触れ合いもランドやシーでは思い出に残りやすいですよね。
最後はアトラクションや楽しみ方について。
マジックランプシアターをはじめ、妊婦さんに優しいアトラクションがランドやシーにはさまざまあります。
「妊娠中だからこそ」楽しめるアトラクションや、パークのめぐり方など調べてみて体験するのも素敵ですね。
用語解説
【用語解説】
バケパ:バケーションパッケージの略語。
ホテル宿泊+滞在中のチケットやプランによっては限定イベントもついたパッケージ商品のこと
SD:ソーシャルディスタンス(社会的距離)の略語。
コロナ禍では、ゲストとキャラクターも2m以上離れることがパークのルールであった。(23年5月に完全撤廃)
グリ:グリーティングの略語。
キャスト:ディズニーで働く人のこと。遊びに行く人のことはゲストという
BMT:ブロードウェイ・ミュージックシアターの略語。ディズニーシーの中にあり、現在はビックバンドビートが公演中
BBB:ディズニーシーで行われる「ビックバンドビート」というショーの略語
まとめ
ディズニーオタク21人のママによる「妊娠中のランド・シーの過ごし方」について、いかがでしたでしょうか?
やはり妊娠前と妊娠中では、パークの中での遊び方や注意することも異なってきます。
自分の体調第一に、どうかディズニーリゾートで楽しい一日を過ごしてきてくださいね。
筆者が一人で妊娠中ディズニーについて語っている記事はこちら
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